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今回は、宮城県仙台市太白区秋保にある
福聚山慈眼寺 をご紹介します。公式HPはこちら

秋保の山の中にある慈眼寺は、大阿闍梨の塩沼亮潤氏により2003年に建立されました。
塩沼亮潤氏は、奈良県吉野の金峰山寺で修行され、大峯千日回峰行と四無行という過酷な修行を満行されました。(修行の詳しい内容は公式HPに書かれています。)
私が初めて塩沼亮潤氏を知ったのは、クレイジージャーニーというテレビ番組でした。ゲストが塩沼氏だったのです。
たまたま見た番組でしたが、私が住んでいる宮城県にこんなすごい僧侶が建立されたお寺があるなんて!とびっくりして、これは絶対に行かなければ!!と思ったのでした。

その後、実際に何度か訪れています。そのたびに、心が洗われるような気持ちになります。
秋保の山の中にあるからか、いつ行っても参詣客はあまりいません。なのでゆっくりと、心ゆくまで慈眼寺での時間を満喫することができます。ただ、月に1度ある護摩修法のときはかなり混み合うようです。
慈眼寺の御本尊は蔵王大権現です。宮城県には、その名も蔵王山という有名な山があります。登山やスキーを楽しめる山です。どちらも役行者(えんのぎょうじゃ)と関係があるそうです。
御本尊を祀っておられるお堂は、自由にあがれるので、間近で拝見することができます。(ただし、靴は脱いで上がってくださいね!)
お堂の中は無人です。入っていいのかな、と思われるかもしれませんが大丈夫です。せっかくなので、お堂の中でゆっくりと蔵王大権現さまとの時間を過ごしていただきたいです。
御本尊は本当に力強いです。まるで生きているみたいです。
仏像、という無機質なものがあるのではなく、蔵王大権現という存在を感じることができるのです。
いつまでも、御本尊の前に座っていたくなります。離れるのが名残惜しくなります。
一度、参詣したときに、お堂の扉が閉まっていて中に入ることができないことがありました。「残念だな〜」と思って、外から手を合わせて帰ろうとしました。
すると、お堂の中からぐぐっと引っ張られるような、引きつけられるような感じがしたのです。思わず、「おっとっと・・」と言いながらお堂に寄っていってしまうような力でした。
私は、たくさんの神社仏閣を訪れていますが、神仏からの物理的な力を感じたのは慈眼寺が初めてでした。
御本尊は写真が撮れないので皆様にお見せできないのがとても残念です。慈眼寺のHPに、写真が載っていますので、ぜひ見ていただきたいです。
①はここまでになります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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