勝楽山高蔵寺 阿弥陀堂

神社仏閣紹介

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今日は、宮城県角田市にある勝楽山高蔵寺(しょうらくさんこうぞうじ)にある、阿弥陀堂をご紹介します。

高蔵寺

阿武隈川の下流、角田市の西方に位置する高蔵寺は、西暦819年に徳一菩薩が創建したと伝えています。寺は、渓流沿いに僅かに入った三方が山に囲まれた清閑なところです。境内の杉や裏山のかやの林は、数百年を経た古木で他に見ることの出来ない程の特異な景観を呈しています。

角田市HPよりhttps://www.city.kakuda.lg.jp/soshiki/14/625.html

山の中にあるお寺ですので、自家用車での来訪が必須です。

こちらが本尊の阿弥陀如来様が祀られている阿弥陀堂です。2025年8月にメリーが参詣したときは修復中のようでした。

阿弥陀堂は1177年に建立されており、現存する宮城県最古の木造建築となります。

奥州藤原氏3代目藤原秀衡の妻が建立したと伝わっています。

高蔵寺阿弥陀堂の沿革について書かれた看板がありました。

阿弥陀堂と高蔵寺は少し離れており、阿弥陀堂専用の入口があります。

ここから入り、まっすぐ進んで階段を登ると(そんなに段数はありません)、阿弥陀堂に着きます。

補修中でもお参りできるように、中央部分は覆いがあがっていますね。

周りを木々に囲まれており、静かな環境でゆっくりと手を合わせることができます。

この阿弥陀堂の中に、御本尊の阿弥陀様がいらっしゃいます。見学・参拝するには事前の予約が必要です。また、お灯明料として、500円かかります。

参拝の予約などについては、公式のHPにのっています。

阿弥陀堂を横から見た写真です。

この阿弥陀堂の前に立つと、いつも心が癒やされる感じがします。すごく優しい雰囲気を感じるのです。このとき、ご本尊様と直接お会いすることはできなかったのですが、お堂の中でニコニコと優しく見守ってくださる阿弥陀如来様が目に浮かびました。次は、拝観の予約をしてから来ようと思いました。

阿弥陀堂の入口両脇には、二本のご神木が立っています。ここからは神仏の聖域であると伝えているようです。しっかりと、阿弥陀堂を守ってくださっています。

ご神木を見るといつも思うのですが、最初は一本の苗だったのに時間をかけてここまで大きくなられるのです。晴れの日も雨の日も、たくさんの人々の祈りを受けて、その営みを見守ってこられたんだろうな、と思うと感無量です。

阿弥陀堂の敷地内には、水子観音様や虚空蔵菩薩様の石碑などもありました。

こちらの池では、夏の夜にホタルを見ることができます。自然豊かな場所です。

現代人からみるとびっくりするくらいの、静謐で自然あふれる場所です。

参詣とともに、自然のパワーに癒やしと力をもらうことができました。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。皆様にもよい神仏との御縁がありますように。

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